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  • さいとう鍼灸治療室

【保存版】びわの葉を長持ちさせる方法



先日、当治療室でいつもびわの葉温灸を受けられている患者様(Y様)からたくさんのびわの葉をいただきました。びわの葉は温灸に使用する以外にも、飲用(ex.びわの葉酒)や外用(ex.びわの葉湿布)をはじめ、いろいろなセルフケアに使うことができます。お庭のびわの木を剪定されたとのことで、「新鮮なびわの葉がたくさんあるので、もしよかったら・・・」と嬉しいご連絡。お届けくださった葉は、500g(約60枚!)。濃い緑でとても生き生きとした葉でした。


びわの葉は薄くて繊細なタイプの葉ではないため、とても持ちがよい点がありがたい。採取した葉をそのままガサッとビニール袋に入れて常温保存しておくこともできます。2週間くらいはだいじょうぶです。

でも今回のように、剪定などのタイミングで一度にたくさんの葉が手に入った時は、できるだけ鮮度を保った状態で保存できると便利です。せっかくなので、いろいろなことに有効活用したいものです。


私はこんな方法で保存しています。

➀まず、葉の表面についている汚れや砂ほこりを、布切れなどでキュッキュッと拭きとっておきます。

②7~8枚ごとに束ねます。切り口には水をふくませておき、その部分を小さめのビニール袋でカバーします。



③これを、丸ごと別のビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

④保存中には、時々切り口を切り戻しておくとよいです。

このようにしておくと、葉の切り口から水分が補給されるとともに、葉の表面からの水分の蒸発を防ぐことができます。


「葉(の表面)は水でぬらさない状態で保存する」と、以前びわの葉温灸の道具を販売している会社の方が説明されていました。本当かな?葉物野菜を冷蔵庫にしまっておく時のように、びわの葉の表面もちょっと湿らせておいたほうが、もっといいんじゃないかなぁ。試してみたところ、水分は切り口にふくませてあるもので十分でした。葉の表面の余分な水分は、密封状態ではむしろ雑菌のもとになるような印象を受けました。


いただいたびわの葉は、(Y様のご承諾を得て)別のびわの葉愛好家の患者様へおすそわけしたり、びわの葉風呂を楽しむために天日干しをしたり、外出の時に靴の中に敷いたり(足がラクですよ!)、といろいろな用途で使わせていただきました。ありがとうございました!


びわの葉風呂用に天日干しをしています

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