​さといも湿布

炎症や熱をしずめる湿布です。ねんざ、のど痛、乳腺炎など・・、熱のある痛みに行われてきた手当て法です。おだやかに、熱を吸い取ります。

すりおろした里芋、すりおろした生姜、小麦粉を混ぜたものを、布の上に薄く延ばしてさといも湿布をつくります。
湿布を、目的の場所にしばらく当てておきます。
腹帯または防水テープで固定することで、起きて普通に生活することが可能です。

こんな症状にさといも湿布をしています
◆熱のある痛みに(乳腺炎、ねんざ、ほか)
◆がん性腹水

がん性腹水に対して

腹水による腹部膨満感などの症状に、腹水をとる目的で、しょうが湿布とともに行っています。

はじめにしょうが湿布によって腹部を温めておくことによって、腹水の吸出し効果を高めます。​

さといもの粘り気によって、浸透圧の作用で、皮膚を通して内側の毒素が外側に引き出されると考えられています。

最近では、KM-cart(Cell-free and concentrated Ascites Reinfusion Therapy;腹水ろ過濃縮再静注法)を受けられる病院が増え、全身状態を悪化させることなく、短時間で腹水をぬくことができるようになりました。一方、KM-cartによる処置と比べて、確かに手間と時間がかかるさといも湿布ですが、次のような場合には意味があると思い、施術をしています。

・仕事などの理由でKM-cartを受けるために入院する時間がとれない。

・自分の体をできるだけ自分で対処したい、または、できるだけ家族で助けてあげたい

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