妊娠中~産後の鍼灸

妊娠中のさまざまな症状に対して、鍼灸の施術をしています。妊娠期間を快適に過ごすことは、安産だけでなく、その後の順調な子育てにつながります。お母さんと赤ちゃんの健康のために、鍼灸をお役立てください。

1.妊娠中のさまざまな症状

2.さかご(逆子・骨盤位)の矯正

3.「安産灸」のすすめ

4.産後のケア

5.妊娠中~産後の鍼灸についてよくある質問にお答えします

 

鍼灸は、薬を使いにくい時期でも安心して受けられるケアです。体調や週数に合わせて、無理のない姿勢で受けることができます。
 
初めてのご出産で不安を感じられている方、そして、前回のご出産で、微弱陣痛、出血が多かった、産後の回復に時間がかかったという方も、どうぞご相談ください。
〔妊娠中の方へ〕
かかりつけの産科の先生に「鍼灸施術を受けてよいか」のご承諾をいただいてから、ご予約ください。当日は、母子手帳をお持ちください。
〔産後の方へ〕
当日は、母子手帳をお持ちください。
 
1.妊娠中のさまざまな症状
 
妊娠中のこんな症状に施術をしています
つわり、頻尿、便秘、むくみ、頭痛、肩こり、腰痛、おなかの張り、こむらがえり、不眠、冷え、かゆみ、逆子
妊婦さんと冷え
 
からだが冷えていると、免疫力の低下、代謝の低下、筋肉の収縮などにより、さまざまな症状が起こります。
東洋医学では、妊娠中は「腎」の気(*1)をおなかの赤ちゃんに分け与え続けているので、不足・消耗しやすく、それによって冷えやすい状況になっていると説明されます。
「冷えのぼせ」にも気をつけましょう。足または下半身が冷えていても、頭部または上半身がのぼせているため、「冷え」ていることに気づきにくいからです。
*1 「腎」の気
東洋医学では、五臓のうち「腎」は成長・発育・生殖にかかわる臓器。
冷えがある妊婦さんでは冷えがない妊婦さんに比べて、早産、前期破水、微弱陣痛、遷延分娩などの割合が上昇したという研究もあります。
2.さかご(逆子・骨盤位)の矯正
逆子は予定日が近づくにつれて自然に「頭位」に戻る場合も多いですが、鍼灸をするともっと戻りやすいです。また、週数が早いほうがより戻りやすいので、28週以降に「逆子」と診断されたらなるべく早く矯正のための鍼灸施術を受けられることをおすすめしています。
鍼灸での逆子矯正の施術について
* 膝から下のツボを使います
* 施術方法は、「お灸だけで」「鍼とお灸を組み合わせて」など、いくつかの方法がありますが、当院では「鍼とお灸を組み合わせて」行っています。「鍼は苦手」な患者さんには、もちろん「お灸だけで」の施術も可能です。
* 台座灸を使って、ご自宅でもお灸をしていただくことをおすすめしています。ツボを処方し、ご自宅で安心してできる方法をご指導しています。
鍼灸で逆子矯正をすることのメリット
* 「28週を過ぎたおなかで逆子体操をするのはとても大変!」「逆子体操をするとおなかがが張ってしまってつらい・・」という声をよく聞きます。鍼灸での逆子治療は楽な姿勢で(通常は横向き)行いますので大丈夫。施術中にうとうとされる患者さんも多いです。
*残念ながら逆子が直らなかった場合でも、「おなかの張りが軽減される」「前よりよく眠れるようになった」など、妊娠期間を少しでも快適に過ごすことにつながります。
3.「安産灸」のすすめ
 
安産のために始めるお灸を「安産灸」といい、5ヶ月を過ぎて安定期に入ってから始めます。体調不良のある方はその症状を改善してゆくことで、また特に不調のない方でも、その状態を維持し予定日まで健やかに過ごせることをめざしてお灸をしてゆきます。
予定日に向けて、徐々に壮数(お灸は1壮、2壮・・と数えます)を増やしてゆきます。
4. 産後のケア
産後のお母さんには、鍼灸で次のようなサポートをしています。
 
* 産後の体の回復に
* 子育てによるさまざまな症状(肩こり、腰痛、腱鞘炎、疲れ、他)
* 乳腺炎、乳汁分泌不全
* 次の妊娠に向けて体を整えたい
5.妊娠中~産後の鍼灸について よくある質問にお答えします

Q1

逆子は、何回くらい施術を受ければ直りますか?

 

A1

ご来室されたときの週数や赤ちゃんの大きさなど、いろいろな要素が回転のしやすさに影響するため、個人差があります。ご希望の方には、ご自宅でできるお灸をお伝えしています。

 

Q2

逆子の矯正は、どれくらいの頻度で施術を受ければよいですか?

 

A2

1週間に2回程度、施術を受けていただくことをおすすめしています。ご希望の方には、それに加えて、ご自宅でも毎日お灸をしていただいています。

お仕事、ご家族の状況、里帰りなどで、上記の通院頻度を確保するのが難しい方は、どうぞご相談ください。

 

Q3

子供連れで受けられますか?

 

A3

現在、室内保育のためのスペースとスタッフの用意がありません。

お子様のご同伴はご遠慮いただいております。

​ご希望の方には、近隣の一時預かり保育をご紹介しています。

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